
イラストを描いている時、
最初のイメージと全然違う・・
という事はありませんか?
あんなに可愛い案が浮かんでいたのに・・
「イメージ死守特化型」イラストの描き方をお伝えできればと思います。
ハウツーではなく「心得」的なあれです。
今回はパレット編です
飛ばない目次
・色が好き!な資料を集める
・どうして好きなのか分析する
・資料から必要な色を抽出
・ちょっと調整
まず、普段から色合いが好きなものの写真を撮ったり、本を買ったり、画像を集めたりして「自分が好きな色資料」 を作りましょう。
インスタグラムの「コレクションに保存」でも良いですし、好きな雑誌の切り抜きなんかでもokです。
そんな悠長なこと言ってられないわ・・・と言う方はピンタレストで「カラーパレット」と検索してみてください。
素敵な色合いとパントーン番号まで表記された素敵な画像を見つけることができます。
次にそのパレットが好きな理由を考えます。
ピンクと黄色の色合いが美味しそう?
水色からラベンダーへの色合いが涼しげで美しい?
その程度の簡単な事で十分です。
画像の下の方にあるのが、最近私が作ったパレットです。
2段になっているのはとても近い色を並べたり、描きながら色を増やしたい時に追加できるスペースです。
ちなみにこれの色合いの可愛いポイントはこんな感じです。
可愛いポイント
・薄いピンクのグラデーションが豊富
・濃いピンク(フーシャピンク)と薄いピンクの中間色がない。
・黄色の差し色が少し
・ピンクと水色で可愛い色合いだけど冷たい印象
描きながら色が増えたりはしますが、自分が感じた「可愛いポイント」 は崩さないように大事にしましょう。
その際、濃い色、薄い色、薄い色のグラデーション、白系の色は忘れずに拾うと後々製作がしやすいです。
白は白でも良いですが、「白に近い、少し色がついた色」を使うと、絵に深みや統一感が出るような出ないような。
画像でしたらスポイトツールなどで、ものでしたら見ながら必要な色を拾っていきましょう。
ここで注意なのですが、イラストを描く場合、同じようなジャンルの他の方が描いたイラストから色を拾うのはやめた方が良いです。
描いた方やそのファンは絶対に気づきますし、ファンアートならまだしも自分の作品と言いたい場合は避けたほうが無難です。
ちなみに私はロリータファッションに少し詳しいので、洋服の絵柄から取った色はすぐ分かります。
画像から色を抽出した場合、特に黄色などがくすんでいたりします。
ピンクもやたら黄色かったり、暗かったりします。
「カラー」のCMYKやRGBで余計な色を消したりすると良いでしょう。
CMYKの場合、C、M、Y、Kの内どれか1つか2つを0にすると、印刷でも「濁りのない綺麗な色」になる事が多いです。が、こればっかりは好みの問題なのでお好みで。
今回はパレットだけのお話でしたが奥が深い・・・
いつ完成するのか・・・
次回もどうぞ宜しくお願い致します
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