まずはじめに。
私は「イラストの描き方」みたいなものをあまり見ないようにしています。
色々な理由がありますが、まずプロとしてイラストを描くとき何かに書いてあった方法で描いたイラストは出したくない、というのが一つ。
でも一番は、絵を描く過程や、どうすればイメージ通りになるか、描き方を考えながら描くのが好きだからです。
なので私はあまり「自分の絵の描き方」がしっかりバッチリ決まっている訳ではありません。これについては良し悪しあるので今は置いといて・・・・
そんな過程で、猫ちゃんを楽しく描く方法を見つけたので今回はそれをご紹介いたします!
使用しているのはPhotoshopというソフトですが、絵の具や他のイラストが描けるソフトでも応用できます。
飛ばない目次
1・猫ちゃんのメインの色で背景を塗りつぶす
2・目鼻口、手足を描く
3・背景色に近い色で毛並みを描く
4・模様など特徴を描き込む
5・毛並みを調整
6・耳の中やヒゲ、肉球を描いて・・・
7・完成!
まず、猫ちゃんの大部分をしめるお色で背景色を塗りつぶしましょう。
(アメショならグレー、茶トラならベージュ、的な。お任せします)
これのメリットは「猫の白い部分を描くことができる」「毛流れを繊細に描き込める(コントラストが弱まるので)」など色々ありますが、とりあえず騙されたと思って塗りつぶして下さい。
お目目、鼻、口を最初に描くとテンションが上がるのでおすすめです。
描く順番は「鼻→目→口→(鼻を調整)」だと、中心から描けるのでバランス良く描ける 気がします。
次に手足を描きます。
先ほど背景色に色を塗ったので、ここで白い色が描けます。
ポインテッドの猫ちゃんは、この段階でお顔の周り黒くしてもいいかも。
手足が白い子は真っ白に、大体のポーズなどイメージするか、下書きするか、愛猫のお写真など見ながら描いてみて下さい。
ちなみにこの子はよだれかけを付けています。赤ちゃんだから・・・。
手足が白くない子も、爪の間など、手足の位置が分かるようにしてみて下さい。
白い部分はフワフワ感を大事にする為に、あえてこれ以上描き込みませんので、形は丁寧に仕上げてしまいます。
背景色をちょっと濃くした色、もしくは逆に少し薄くした色、もしくは両方の色を使って毛並みを描きます。
あまり「影」とか「光」とか意識しなくても、意外と大丈夫 、猫ちゃん描けるという研究結果が出ましたので、思うまま毛並みを描いて大丈夫です。
模様がある子は、違う色・濃い色を使うのをグッとこらえて、模様を意識して描くと、のちの作業がスムーズです。
コツは「無駄な線は一つも描かない」という心意気で描く事です。
お気に入りの毛の集合体・・・それが猫ちゃんです。
だいぶ完成に近づいてきました。
三毛猫ちゃん、茶トラちゃん、アメショちゃん等・・の模様を気がすむまで描きましょう。
お耳もほとんど完成させる気持ちで。
濃い色の毛と薄い色の毛の間、隙間をなじませる。
手足より薄い白色のお腹や、手前に来る腕、ほっぺなど、少し明るく立体感を出したい部分に明るい色で毛並みを追加します。
ポイントは手足など「一番明るいと決めた場所より明るくしない事」。
肉球や耳の中などピンク色の部分を描きます。
私はほっぺもうっすらピンクにしました。(架空の猫ちゃんなので)
おヒゲは最後に描くのがなんとなくおすすめです。
白でも黒でもお好きなお色で、お好きな本数、気がすむまでおヒゲを描いて下さい。
私は最後の最後に周りをピンクで塗りつぶし、猫ちゃんが目立つようにしました。
猫ちゃんはぐにゃぐにゃと柔らかい形をしているので、意外とどんなポーズでも目鼻口とお耳さえ描いていれば猫ちゃんらしくなります。
パーツを描いてから輪郭を決めるくらいで、ちょうど柔らかいシルエットが出せていいかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
絵の描き方なんて百人いれば百通りなので、これを見て他の描き方を思いついたり、誰かのモチベーションにでもなれば幸いです。
愛猫ちゃん描いたよ!という方がいらっしゃいましたら、是非見せて下さい!
またね
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