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mslutraのブログ

ウィニーハーロウという最強のモデル

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ウィニーハーロウという最強のモデルさんをご存知でしょうか?

 

一度見たら忘れられない、印象的な肌のまだら模様。

私は最初Instagramでファッションショーのレポートか何かで彼女を見たとき、まだら模様はメイクだと思っておりました。

肌の色なんて何色でもかっこいい!というメッセージが込められているのかと。

でも実際は、肌の模様は彼女自身が持つ個性の1つでした。

 

彼女は、肌の一部の色素が無くなり白くなる「尋常性白班」という疾患を抱えながら、モデル活動をしています。(マイケルジャクソンも患っていたそうです/患うって表現でいいのかな…日本語は難しい)

 

 

ところで、私個人が思う最高のモデルの基準として

「着た服がすごく素敵な服に見える」

をとても重要だと考えています。

誰々が着た服が飛ぶように売れる、というのは実際ありますし、ブランドはそんなモデルさん探しまくってます(私の知る限りでは)

ウィニーハーロウちゃんのいいとこはもう個人で完成されてるコントラストの美しさと、その明るいイメージです。

なんでもかっこよく斬新に着こなせるポテンシャル…!

いまどき感!(いまどきって死語では?)

 

彼女の明るく自由なキャラクターも相まって、サバンナを悠然と駆け抜ける美しい野生動物を連想してしまいます。

兼ねてから動物ばっかり可愛い模様が付いててずるいと思ってたんですよ。

私はせめて尻尾が欲しい…。生えよ、尻尾。

 

 

海外のコスメブランドでは沢山の肌の色のモデルさんを起用するのが当たり前になって、多くの国で同性婚が認められて、もう明らかな差別をする様な人ってほんのひと握り…と思ってたのが数年前。

トランプ大統領が就任した2016、7年、(アメリカでの)都市部の人が思う以上に差別意識が根深く、根強く、広がったままだった事に衝撃を受けました。

(当時、日本の某人形メーカーがトランプ大統領雛人形を作り、当然の様に叩かれていたのに、いつのまにか来日も歓迎する雰囲気になっている事に、本当は驚いている)

その影響もあると思うのですが、近年、レトロだとも思える「差別とその克服」をテーマにした多くの映画が制作されたりして(グラン・トリノとか、グリーンブックとか、見てないけど)再認識というか、目を離していい時期ではまだないんだな…とつくづく思います。

 

大好きなモデルさんの話でこの話を持ち出すのは少し躊躇ったけど、本人は真正面からなのに、私ごときが避けちゃだめだな、と思ってしまったのでこんな感じにまとめました。

 

そんな推しモデルさん紹介でした。

 

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